自分が学習したことをここでアウトプットしていきます!
今回は簿記の基礎編!
それでは行きましょう!!
1.簿記とは?
企業の日々の活動を帳簿と呼ばれるノートのようなものに記入(帳簿に記入)して報告書にまとめるまでの仕組み。
簿記の基本用語
・貸借対照表と損益計算表
貸借対照表(B/C)・・・企業の財政状況を記したもの。バランスシートともいう。
どれくらい財産を持っているか、銀行からどれくらいお金を借りているかなど
損益計算表(P/L)・・・企業の経営成績を記したもの。
今年は黒字か赤字だったか記入していくもの
これら2つの帳簿を合わせて財務諸表という。
・会計期間
簿記を行うための期間の区切り
通常は1年で期間を区切り、始めを期首、中間を期中、終わりを期末という
試験では3/31を期末として問題が出題される
また、今年の会計期間を当期といい、去年の会計期間を前期、来年の会計期間を次期(翌期)という。
4/1が期首、3/31が期末となり、当期を基準に見るので、前期の期首・期末、当期の期首・期末、時期の期首・期末などの言い方をする。
・決算
各会計期間の期末に帳簿への記入をいったん締め切って、財務諸表を作成する手続き
したがって期末のことを決算日ということもある。
・取引
企業の日々の活動を記載していくそのものが簿記での取引となる。
企業で起こるほとんどのことが「取引」にあたる。
・仕分
簿記上に取引を記載する際に間違えないように最初に行う手順
・借方と貸方
簿記上の左右を表現するときに使う用語
借方が簿記上の左側、貸方は簿記上の右側のことをいう
2.貸借対照表で考える
貸借対照表に記載する際に、資産は借方に記載し、負債や純資産は貸方に記入するのがルール
また借方と貸方の合計金額は必ず同じでなければならない。
・資産
企業が保有するお金・モノ・権利のこと
①現金・・・お金にあたる資産:どれくらいお金を持っているかを示す。
②商品・・・モノにあたる資産:どれくらい商品を保有しているかを示す。
③貸付金・・・権利にあたる資産:自社が他社にお金を貸していて、将来返済をしてもらう権利があることを示す。
ほかにも資産はたくさんある。
・負債
企業が将来何かにお金を払わなければいけない義務があること。
貸借対照表では負債として、借入金なども記載する。
・借入金
例として、企業が3000円銀行から借りて、まだ返済しておらず、将来3000円を返さなければいけない義務のことを示す。
・資本(純資産)
企業での商売の元手のこと。初期費用。
資本の中には、
①資本金・・・株式会社を作って、商売を始めたときの元手の金額のこと。
②繰越利益剰余金・・・これまでの儲けうちの残りの金額で、株主への配当金と儲けを差し引いて残った金額のこと。
・補足
資産=負債+資本
貸借対照表の借方の合計金額と借方の合計金額は必ず一致する。この式を貸借対照表式という。
資産-負債=資本
資本は資産と負債の差額のこと。この式を資本等式という。
3.損益計算表で考える
損益計算表に記載する際は、借方に費用、貸方に収益を記載するルール
また、当期純利益(または当期純損失)の金額、つまりいくら儲かったか(いくら損してしまったか)を記載していく。
・収益
商品販売などによる儲けを増やす要素のこと。
・売上高
「お客さんにいくら商品が売れたか」の1年間の合計金額のこと。
・費用
商品販売などによる儲け(当期純利益)を減らす要素
①売上原価
「お客さんに販売した商品をいくらで仕入れたか」の1年間の合計金額のこと。
②給料
会社の従業員に対する給料の1年間の合計金額のこと。
費用はほかにもある。
・当期純利益(当期純損失)
計算
当期純利益または当期純損失=当期1年間の収益合計-当期1年間の費用合計
この計算の結果がプラスであれば当期純利益、マイナスであれば当期純損失になる。
今回は以上!次回も学習頑張ります!
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